2010年4月24日土曜日

「もう、不満は言わない」の活動でわかってきたこと。

http://b7d.blogspot.com/2010/01/complaintfree-world.html
1月に、「もう、不満は言わない」の本とブレスレッドを用意し、この活動を始めました。それから、3ヶ月経過したので、その後の様子を書きたいと思います。

そのまえに、この活動とは、
  • 不満を言わない
  • 言ってしまったことに気がついたら、ブレスレッドを右から左手(または左から右手)につけかえる。
  • 付け替えること無く21日間続いたら、世界が変わる。
こんな感じの活動です。なんか宗教活動に似ている。といっても新興宗教のそれではなくて、断食とか、無言の行とかの「○○断ち」のような。

で、だいぶ前に、あっさりと21日は達成してしまいました。何回か付け替えることが合ったくらい。基本的にこの活動を始める前からそう意識していたみたいです。むしろ逆で、自分の思いを加速してくれるような本だったから、すんなりと始められたと言うべきでしょうか。

不満を言わなくなって、、、というより、「悪口や不満を『一切』言わない」ように気を付けるようになって、気がついたことがあります。

もしかしたら、失礼かもしれませんけど、たぶん、この事に気がついていない人が多少いるはずです。私も初めて気がつきました。(もちろん、最初から気がついている人もいるはずです)

それは、


不満や悪口を言う人、不満や悪口を言う「場(空気)」に気がつくようになった。ということです。

この例えを出すと、すぐわかると思います。私は喫煙しませんが、同じように喫煙しない人は、喫煙者にすぐ気がつくと思いますし、喫煙された部屋などにもすぐ気がつくと思います。タバコの匂いがすぐわかるのです。

不満や悪口も同じです。自分が言わないでいると、人の口から出る不満や悪口に、すぐに気がつくようになります。

他人の不満や悪口が「嫌」かどうかは、その人次第でしょう。これもタバコと一緒で、喫煙しない人で、他人の喫煙が許容出来る人と許容できない人が居るように。


ホント、タバコ(の煙)と一緒で、口から出る不満や悪口は、他人に悪影響を与える公害(口害)なんだなーって気がつきます。

ちょっと余談ですけど、お酒を私は一切口にしませんけど、飲む人は多いわけです。お酒も、飲んで運転して事故、飲んで口論や喧嘩、飲んで、、、って、基本的に飲んでカルマが下がるようなことばかり。飲んで善行したとか、飲んで労働力倍増したとか、あまりきかないかも。飲んで仲良くなる事はあると思うけど、それは飲む場と時間を共有している事が原因で、飲まなくても食事で同じ効果はあるかもしれない。

酔った勢いで、深い仲(男女)になるということも、、、、これはもしかしたらちょっと羨ましいかも。

2010年4月23日金曜日

歌手「都のはるみ」のすごいショー

地元のイベントで、都のはるみさんという歌手が歌謡ショーをしました。「都はるみ」じゃなくて「都のはるみ」さんです。

モノマネ歌手なんです。

当然、都はるみさんのそっくりさんなんですけど、面白かったです。もちろん歌唱力は、基本的に素人じゃないので、プロレベルなんですけど、面白かったのは、そのショーとしてのパフォーマンスです。

きっちりプロの仕事をしておられました。

今日は調子が出なかった、いつもとはもっと上手くいく、雨が降っていたからアレが出来なかった、寒くなかったらもっと表現できた、、、、。

あれですね、、、言い訳を思いつくときの頭の回転って、すごい冴えてると思います。それは子供の言い訳テクニックをみてもわかる。

プロは言い訳しないんですね。

その日は雨で、寒くて、屋根のあるステージにも少し雨が入ってました。ステージ前の地面はぬかるみで、みんな少し離れたテントの中に引っ込んで見ている状況です。

ステージ衣装の着物が濡れるにも関わらず、屋根のあるステージから降りて、ぬかるみの中を進んで、テント前まで来て、テント内で見ているお客さんの目の前、、のテントの外(雨の中)、、でショーをしていました。

それまでと、それ以降で、観客の空気が一変した気がします。いわゆる「暖まった」状態になりました。拍手とか声援とかが変わってきた。

悪条件でも、自力で盛り上げて、満足してもらう。それがプロの役割なんですね。

笑いヨガをやってて、老人保健施設の訪問したり、笑いヨガ以外でも他のイベントなどで、スタッフとして役割をこなしたりするけど、プロとアマチュアの違いはなんだろうと、いつも考えてます。

これといった答えは出ていません。


  • アマチュア(ボランティア)は出来る範囲で、出来ることを、やる。評価は自分(自己満足度)
  • プロ(業務)は、コストの範囲で、求められていることを、やる。評価は相手(顧客満足度)。
なのかなと思ったり、
  • アマチュアは自身の意思で行動を判断出来る。やるやらないを自分で決める。
  • プロは、相手の判断で行動する。やるやらないは契約相手が決める。
なのかな、と思ったり。

2010年4月22日木曜日

「全国学力・学習状況調査」で、民意と違う事業仕分け発覚?

全国学力・学習状況調査が行われました(学力テスト)。
政権交代で、昨年話題となった「事業仕分け」。これで、この学力テストは、全校実施から、30.7%の抽出実施に変更されました。つまり予算が削減されました。

しかし、抽出にもれた69.7%の学校でも、希望すれば受けることが出来るとされたため、任意でテストを受けた学校をいれると、7割を超える学校がテストを受けました。

事業仕分け(政権)=3割の抽出でよい
現場(国民の声)=7割の参加

民意と離れた政策ということが数字ではっきりわかってしまいました。


全国学力テスト:抽出方式への変更も参加率は7割超

4年目を迎えた全国学力テストは20日、新たに「抽出方式」で行われた。過去3回は全員参加方式だったが、「序列化を招く」「費用が掛かり過ぎ」 との批判も。政権交代を機に抽出方式に切り替えられたが、ふたを開けてみれば参加率は7割を超えた。学力向上の一環として活用したい知事ら自治体トップの 意向で自主参加が相次いだ結果だが、一方で「抽出調査で十分」という自治体もあり、対応が分かれた。【まとめ・遠藤拓】
小中とも過去3年連続トップレベルの成績だった秋田県は100%参加する。県教委は「学力テストと県独自調査の結果を分析し、苦手分野の克服など に生かすサイクルが現場でできている」と説明する。秋田とトップ争いをしてきた福井県も全校参加だ。中学生の数学B(活用問題)が3年連続全国ワースト2 位になるなど、毎年全国平均を大きく下回った高知県も全校参加。尾崎正直知事は「教育政策の効果を見極めるためにも、全員調査が必要」と語る。
九州は7県のうち、熊本以外の6県が100%参加。大分県教委は当初不参加を表明した佐伯、臼杵両市教委に電話で参加を促した。横並び意識をうか がわせる例は他にもある。大阪府豊中市はいったん抽出校のみ参加と決めたが、3月に全市挙げての実施へと転換。大阪府全体で9割を超える参加が見込まれる と分かったからだ。
一方、抽出から漏れた学校のうち自主参加をする割合が全国最低の9.1%だった神奈川県。抽出校を含めた参加率は愛知県(25.5%)に次いで低 い30.5%にとどまったが、県教委は「抽出調査で県全体の学力は十分把握できる」とする。
全国の自治体で唯一学力テストへの不参加を続け、昨年度初めて参加に転じた愛知県犬山市は今回、各学校に判断を委ねた。「一部の学年、一部教科の 力量を測るテスト。全国、全県での位置づけや比較を重視するわけではないので、各学校の対応に任せた」と市教委幹部は語る。
抽出に漏れて自主参加する学校のネックがテスト終了後の業務だ。希望校には問題や解答用紙が配布されるが、採点や集計、分析は自治体または各学校 の負担だ。業者への委託費用を県予算に計上した福岡県や高知県などのようなバックアップがないと、教職員の負担となり、不満の声も上がる。このため、急 きょ全校参加を決めた豊中市の場合は、自主参加校分の採点を市教委の職員が担う。
また、全小学校にテストを配るものの、必ずしも20日の実施にこだわらず、可能な時に「ドリル的に活用」することを認めた長野県上田市のような例 も見られる。
◇全国学力テストの参加率(文部科学省調べ、15日現在)
100% 秋田、石川、福井、和歌山、山口、香川、高知、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島
90%台 富山、徳島、大阪、茨城、沖縄、鳥取、岡山、広島
80%台 北海道、愛媛、福島、京都、熊本、兵庫
70%台 長野、滋賀、宮城、新潟、奈良、岩手、島根
60%台 静岡、東京、山梨
50%台 栃木、青森、三重、山形、千葉
40%台 岐阜、埼玉
30%台 群馬、神奈川
20%台 愛知
毎日新聞 2010年4月20日 11時28分(最終更新 4月20日 11時50分)より
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100420k0000e040044000c.html
(記事URLリンクはしばらくしたら削除などで無効になるとおもいます。)

山口県、やるねえ。100%参加でした。

このニュースにはもう1つ問題点を発見することが出来ます。それは記事にある「教職員の負担」の言葉。要するに、抽出された学校は採点とか集計とかの費用が国家予算で出るため、業者がやってくれるけど、任意で参加した学校は、国家予算が無いため、県が予算をとれば業者採点だけどそうじゃない場合は先生が採点や集計を行うらしいと言うことです。

私は、テストの採点は先生の仕事の範囲だと思います。

だけど、たぶん教職員組合の力が強いところは、記事にあるように「不満の声」が組合から上がって、テストの任意参加が阻まれるんじゃないかな。

2010年4月19日月曜日

中国青海省の大地震。募金開始も、、、、

中国の大地震といえば四川省大地震がまだついこの前の出来事ですが、今度は青海省で大地震が起こりました。
中国のチベットでの出来事なので、チベットならではのいろいろな事象や憶測も話題となっているようです。


で、国内では、もう恒例となっている募金活動が始まっています。

でも、、、、写真にあるように、、、あまり、、、参加がないのかも。この募金箱は設置したばかりなのかも知れません。

私は、募金をするのなら、日本赤十字のゆうちょ銀行の口座へ入れるか、黒柳徹子氏のほうのユニセフに送金するのが確実で、より有効だと思っています。しかし、コンビニやショッピングセンターの募金箱は、なにかのついでに気軽に行動を起こせるという意味ではとても意味があると思います。