2011年2月27日日曜日

山口県、上関、原発、大きな問題なのだろうか。

YouTubeをよく見ます。見ているとあっと言う間時間がたってしまいます。

こちらのIDの人が、動画を複数アップしています。
http://www.youtube.com/user/howfartotheeden
内容は、山口県の上関町という場所に建設中の発電所の工事に関するものです。
映っている内容は事実でしょうから、そこから真実を見抜く力が試されます。

Twitterでも、#kaminoseki のハッシュタグにて発言がやり取りされています。

構図としては、発電所(原子力発電所)を建設しようとする電力会社(中国電力)と、それに反対する反対勢力の集団(どういう団体かは不明)です。

近所の道路工事でも、原子力発電所の建設工事でも、関心を持って見守ることは大切だし、思わぬ不正とか手抜き工事を防ぐために、他人任せにせず自ら参画する主体性は凄いです。

ただ、思わぬ不正とか手抜き工事を防ぐのはあくまで工事する業者です。観察している人が防ぐことは出来ません。見守ったり観察するのは抑止効果です。直接関与の効果はありません。

山口県上関の原発工事では、別に不正とか手抜きを防ぐんじゃなく、工事そのものが無くなって欲しいというのが反対勢力(反対派)の目的だから、近所の道路工事とはワケが違うと思いたいかもしれませんが、一緒です。

工事をやめるのも、工事をしている側です。反対している側ではありません。

海上で船(台船)にて工事が進められている状況で、反対勢力も船をだして進路に立ちはだかったりするのは、工事の邪魔にはなるかも知れませんが、建設を止めるということには至りません。やむを得ず先延ばしになるだけです。

しかも、海上の警察海上保安庁が、海上での事故防止のために、この案件に人員をさいて、中立の立場から双方に関与しています。

この経費だって馬鹿になりません。

反対している人がいて良いし、もしかしたら原子力発電所(原発)はないほうが良いかもしれません。

しかし、現地で物理的な関与を持って工事を延期(建設を中止ではない)させる行為自体、何も生んでいないということを認識しているのかどうか。

認識していて、やっているのなら、それは、共感できるものでは到底ありません。



そのことに意識(エネルギー)を集中すると、そのことが実現してしまうらしい。それを当てはめると、原子力発電所ができたときの事を多数の反対派がこぞっていろいろ考えると、できちゃいますよ。
 現地で物理的な直接関与をする行為自体、エネルギーを使う行為だし、衝突というのはエキサイティングだし、それはスポーツのように爽快感もあるかも知れないし、陶酔してしまう魔力もあるのかも知れない。

幸い、いまは、情報発信がマスコミだけの物ではなくなりました。冒頭のYouTubeでもツイッターでも、世界レベルで革命まで起こす力があることがわかってきています。YouTubeで話題になったなら、NHKのトップニュースでも引用される時代です。

だから、ツイッターで
などとマスコミだよりにせず、世論の直接判断を待てば良いですね。

人々の心をつかむ活動なら、つまり共感を得る活動なら、その流れは逆に国家権力でも止めることは出来ない。

もし広まらなかったなら、つまりそれだけのものということ。そこに陰謀とか謀略とかない。

 公明正大な情報社会が到来しましたね。