2011年2月14日月曜日
ペニオク?新しい形のオークションの弱点。
iPadが99%オフなどという広告をクリックすると表示されるのが、ペニーオークションといわれる新しいビジネスのサイトです。
1円で商品が出品され、入札するたびに50円とか75円を支払い、最後に入札した人が商品をゲットするという仕組み。普通のオークションと違って、価格は入札者が決めるのではなく、1回入札があるたびに1円とか15円とか上昇するだけです。
良く仕組みがわからないこともあるかも知れませんけど、結局、99%オフで落札されたとしても、それまでに何回入札があったかによって、支払われた総額は結構な額となる仕組みです。
ある主催者のコメントで見ましたけど、ゲームセンターのUFOキャッチャーの様な構造となっていて、いくらコインをつぎ込んでも取れないときは取れなくて、諦めたときにふらっと1回のチャレンジで取っていく人がいるような、そんな仕組みのビジネスです。
ちょっと調べてみました。掲載した写真は、デジカメが398円で落札されたという場面の写真です。
この場合、落札者が398円払う訳ですけど、それまでにこの落札者が1回も入札していなかったとしたら、398円+1回の入札料50円(このサイトの料金)の合計448円と送料でデジカメがゲット出来ます。
しかし、1円で出品されたこの商品が398円になるためには、合計397回入札が行われたということです。
1回の入札で50円ですから、397回×50円で19850円がサイトの運営者に支払われたことになります。何人が入札で競ったかはわかりませんが。
そしてカカクコムの情報によると、このカメラは最安値11699円との事ですから、サイトの運営者は、別に格安で仕入れることも大量に仕入れることもせず、落札者が決まってから通販でカメラを購入して、プレゼントの時のように発送先を落札者住所にすれば、一件落着。儲けが出るという仕組みです。
これは参入者がどんどん出るわけですね。
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