今回はiPhone(iPhone4)のことを書きます。荷造りを続けつつ、IT系の準備もしています。
iPhoneには、VNCのクライアントアプリがあり、代表的なのはMochaVNCです。
無料→
Mocha VNC Lite
MochaVNCLiteをインストールすると、予め設定した自宅のパソコンをリモート操作できます。操作される側の自宅のパソコンは、VNCサーバープログラム(例:UltraVNC)などをインストールして、設定して置く必要があります。そして何よりも重要なのは自宅のパソコンは電源を入れっぱなしにしておく必要があります。
ちょっとハードルが高いですけど、そうすることで外出先から自宅のパソコンの中身を見ることが出来ます。
なんのためにこんなことをするかというと、助かる場面もあります。
例えば、自宅のパソコンのハードディスクに入れているファイルを使いたい時などに役に立ちます。iPhoneを使って自宅PCを遠隔操作して、iPhoneに添付ファイル付きのメールを送信すると、ファイルがiPhoneまで届きます。
実は、以前から、無料のアプリ「VNC Lite」を使っていましたけど、今回の出張に合わせて有料版にアップグレードしました。
Mocha VNC700円
無料版と有料版の違いは、無料版では機能制限がある点です。有料版だけマウスの右クリックや、ドラッグやホイール等に対応しています。特にWindowsパソコンをリモート操作するときは、右クリックが使えないと困るシーンもありますので、無料版のVNC liteだと力不足のことがありました。
本当は、iPhoneからではなく、パソコンからVNCクライアントソフトを使うと凄く便利です。もし、出先のパソコンから自宅のパソコンを操作するのなら、数あるパソコン用のVNCクライアントソフトの中から、UltraVNCのクライアントを使用するのが良いと思います。インストール不要で、USBメモリから起動することが出来ます。そして何よりもドラッグ&ドロップに対応している点がすごい。
この機能を使うと、ネットカフェのパソコンにUltraVNCをいれたUSBメモリをさして起動して、デジカメのカードリーダーもUSBで接続して、手元のパソコンに表示されたデジカメの写真を、マウス操作でドラッグすると、自宅のパソコンのマイピクチャーなどに転送できるのです。簡単なマウス操作だけというのがポイントです。まるで映画のシーンのようです。UltraVNCを使わないと、これ結構難しいです。
で、何が良いかというと、デジカメをカラにしてまたたくさん撮影できる点と、旅行先などで不意に誤消去とかカメラ自体を紛失したときに、転送しておいた写真は自宅にあるのでなくならないという事。国内なら、心配することはないと思いますけど、海外だと、撮影した写真はどういう理由で無くなってしまうかよそくできないこともありますから。
話がそれましたけど、iPhoneで、自宅パソコンを操作できるようにしておくには無料か、有料のVNCクライアントアプリをインストールしておけば良いという話題でした。もしこのようなことをするときには、セキュリティにも気を使ったほうが良いです。設定を誤ると世界中に自宅パソコンを開放していることになりますから。