2013年6月28日金曜日

GoPro HERO 3の互換バッテリー(大容量バッテリー)の性能テスト

GoProHERO3というアクションカメラ(ウエアラブルカメラ)があります。テレビ番組の撮影でも使われることもある業務品質の映像が取れます。そして軽くて小さいので、ヘルメット、車内、車外、サーフボード、スキー、ダイビングと、場所を選ばす取り付けができます。

このリチウムイオン付属バッテリーは、何時間映像が記録できるのか、メーカーのサイトにもはっきり書かれていません。使用中も、携帯電話のような3段階の表示なので、いつ切れるかよくわかりません。

すこしまえから、このゴープロの付属リチウムイオンバッテリーと、互換バッテリー(大容量バッテリー)で録画して、何時間記録できるのかテストをしています。

以前のものは、過去のエントリーを見てください。

今回使用したのは、GoPROHERO3の純正バッテリーではなく、中国製の大容量互換バッテリーです。しかし以前のテストで、表記されているようにGoPro純正バッテリーの2割増しという性能はないことがわかっています。
 
今回のテストは、これまでとやりかたを少し変えました。他の条件は今までと同じですが、WiFiを一切使わずに行いました。電源オンしたあと、本体ボタンで録画を開始し、そのあと車に取り付けました。他の条件は変えていません。

その結果は、予想通りでした。録画時間が伸びました。

通勤の車内に取り付けて撮影していますので、朝と夜にわかれます。GOPR0200の動画と、GOPR0201の動画です。ファイル名の規則については以前のエントリーを見てください。

合計2時間15分58秒でした。

この互換バッテリーを使って、WiFiをオンにして使用した場合の録画時間が1時間47分~48分でしたから、なんと28分も多く記録できました。

撮りっぱなしにするのなら、iPhoneで録画開始するのを諦め、手で撮影ボタンをおして撮影開始するのもいいですね。しかし、アングルとかを確認するために、どうしてもiPhoneなどのアプリが必要です。そして、GoPROHERO3は、録画を開始すると、WiFiのオンオフ操作は受け付けてくれないようです。

となると、
  1. 撮影場所に設置(固定)する
  2. WiFiをオンにし、iPhoneのアプリでアングルなどを確認する。
  3. WiFiをオフにする。
  4. 本体ボタンで撮影を開始する。
 これがベストの方法なのかもしれません。


GoPro互換バッテリーでの録画時間(容量)



GoProHERO3の中国製互換バッテリーを使って、録画時間のテストをしています。
またやりました。





前回とは同じメーカーの同じ製品ですが、別の個体です。録画時間は、1時間49分58秒でした。

測定方法は以前のエントリーを御覧ください。

iPhoneからコントロールする関係で、WiFiはオンにして録画しています。録画中は一切iPhoneアプリを起動していないので、ゴープロ本体にはアクセスしていないのですが、WiFiのスタンバイ分電力をつかているはずです。

今度は、WiFiをオンにせずに試してみたいと思います。
(ちなみに、GoPROは、録画を開始するとWiFiをオフには出来ないようです。つまり、録画中にはWiFiをオフに出来ません)

2013年6月26日水曜日

GoPro HERO3の電池の持ち。互換バッテリー(大容量電池パック)に換装した場合。

GoPro HERO3 の電池の持ち(何時間録画できるか)はとても気になるところです。なぜなら、公式サイトにもはっきりと書かれていないからです。

前回、付属のリチウムイオンバッテリー (3.7V 1050mAh)を用いて何時間録画できるかを試しました。

今回、社外品(純正品でない)大容量バッテリーを購入したので、早速試してみました。

GoPro大容量バッテリー1300mAh
これが、非純正品のGoProバッテリー(大容量バッテリー)です。中国製です。しかし本物(純正品)も中国製なのでおんなじです。

リチウムイオン電池3.7V 1300mAhと書かれています。2割以上の大容量です。
しかし、額面通り信じることが出来ないのが中国製。

前回と同じ条件で撮影しました。条件は前回のエントリーを御覧ください。

ゴープロの中国製大容量バッテリーを使用した結果は意外なものでした。

これがその結果です。
朝と夕方の2回に分けて撮影しその間は電源を切っていました。前回書いたように、仕様により、ファイルがいくつにも分かれていますが、合計録画時間は「1時間47分14秒」でした。

ね、すごいですね。

前回エントリーしたゴープロ純正バッテリーパックの合計録画時間は「1時間47分28秒」でした。

GoPro純正リチウムイオンバッテリー1時間47分28秒
GoPro大容量互換バッテリー換装1時間47分14秒

なんと差は14秒。誤差の範囲です。

だいたい、バッテリーは、いまやサイズと性能がトレードオフですから、同じ大きさなのに、社外品の方が2割も容量が多い1300mAhという性能は信じられませんが、逆に純正と遜色ない性能をたたき出しているので、粗悪品ではないということが分かりました。



ただし、中国製のGoPro互換バッテリーはいろいろなメーカー(ブランド)で出ていますので、中には粗悪品もあるかもしれませんのでお気をつけください。

アマゾンで有名なワサビバッテリーなんかは評価も多いので購入の参考になるかもしれません。

GOPRO HERO3用 バッテリー2ケ + 充電キット 並行輸入品

2013年6月25日火曜日

GpProHERO3の電池の持ちは?付属電池の持続時間や録画時間など。ファイル名も

ウエアラブルカメラとか、アクションカメラとか言われるジャンルのビデオカメラがあります。その代表格が「GoProシリーズ」です。
本体はとても小さく、多彩なアタッチメントで、いろいろな場所に取り付けて(固定して)、動画を撮影することができます。


このカメラには、(当然ですが)充電池が付属しています。しかしこの電池で何時間録画(記録)できるか書かれていません。
 これではまったく分からないので、ゴープロ付属電池(GoPro付属電池)で何時間録画できるか実験してみました。

GoPro純正電池
使用したのは、このGopro純正電池です。3.7V 1050mAhと書かれています。
使用条件:満充電を確認後、すぐに使用を開始。
電池の状態:購入後1ヶ月以内(新品に近い)
気候:日本国内の6月(梅雨)
気温:朝21度、昼30度近くの車内
撮影方法:車内リアガラスに固定。電源投入後速やかに録画開始。朝の運転時に撮影し、撮影後本体の電源をオフ。昼の運転時に朝と同じように撮影。電池がなくなるまで撮影した。
本体設定:画質は1080p 30f 。WiFiをON。
操作:iPhoneのアプリで録画を開始した後アプリは終了させ最後まで起動せず。本体の電源はWiFiをオフにしてから切った。(WiFiオンのまま本体電源をきったら、WiFiで電池を消費し続けるため)

結果は、、、、

結果は満充電のGoPro純正電池で1時間47分28秒録画出来ました。

ファイルが17分34秒で切れていますが、これは仕様だと思います。ファイルサイズが2G(2ギガ)超えないようにするためでしょう。
あと、ファイル名の規則は掲載した写真のようになるようです。
撮り始めが「GOPR0194.MP4」だとしたら、17分34秒まで撮影したら次は「GP010194.MP4」になっていました。末尾の4桁数字を統一して、前半の文字が、
「GOPR」→「GP01」(ジーピーゼロイチ)→「GP02」→「GP03」
と変化しています。

けど、これって、Windwosのエクスプローラーで開いたら、撮影順に並ばないんですよね。ちょっと困りました。掲載した写真でも、日付順にソートしているのがわかると思います。