2010年5月14日金曜日

最悪の映画、恥ずかしながら号泣した松本清張「鬼畜」という映画。

DVDを借りました。

1978年の松竹映画、松本清張の「鬼畜」という映画です。

レンタル店で、日本映画をなにか借りようかな、とか、TVドラマなにか借りようかなと物色していて、なんとなく名作っぽく棚に並んでいたので、手にとって裏を見ました。

説明を読んで、、、、まずい、店内で涙がこぼれそうになりました。こんなDVD初めてです。

あわてて、棚に戻して、他の作品を借りようとしたんですけど、最終的に戻ってきて、手にとってしまいました。

、、、、夜も遅くなって、再生するのが怖かったのですけど、再生してしまいました。一気に最後まで、、、、みてしまった。

いま、見終わった直後です。こんな時間になった。AM3:00。

生活苦から、愛人の残していった3人の子供をつぎつぎに、、、、あー書いてても泣けそう。そんな酷い父親なのに、6歳の子供はすべてを勘付いて、すべてを知らないことにして、自分の名前までだまって、父親をかばいます。


人間の狂気というか、生きるためになにか歯車がくるってしまうと、行き着くところまでいってしまう感じがすごく怖いです。だれの内面にもあるのかも知れません。

おすすめですけど、涙なしでは見られないと思います。特に、子どもがいる人は、投影してしまって大変と思う。レンタル店の紹介の文に「見終わったら自分の子供を抱きしめたくなります」と書かれていました。

あと、作品中のオルゴールの音色と、同じメロディーのストリートオルガンのテーマ曲が、ぴったり。

2010年5月11日火曜日

こわれた液晶ディスプレイその後。RDT231WLM-D

パソコン用の23インチ液晶ディスプレイRDT231WLM-Dのつづきです。
フリーダイヤルへ電話し、待たされることもなくつながって症状を話すと、なんと三菱のこのディスプレイには、購入後1年間のオンサイト修理がついていたのでした。


つまり、家まで無料出張修理に来てくれるのです。

技術者が出張したら、それだけで1万円くらいかかるんじゃないですか?そして無料修理ですから。

商品代2万円程度なのに、そんなサービスしていいんですか?三菱。

今回、電話での判断で、修理はできないだろうと言う事で、一応点検したあと、基本的に持ち帰るということですけど、それだって、「着払いで送ってください」とか「指定業者がとりに行くので渡してください」という対応で十分だと思います。

しかも、持ち帰った場合、修理中は代替機を貸してくれるそうです。

仕事でOA機器のメンテナンスの依頼とかしたこともありますけど、このサービス体制は、保守契約して、毎月保守料金はらう企業向けの品質です。

企業だったら、ディスプレイ使えない間に損失が発生するから、代替機も必須ですよ。でも個人の場合、たいした損失なんでないでしょうに。保守料も払っていないのに、オンサイトで代替機つきで持ち帰り対応なんて、、、日本企業の品質を感じたのでした。

液晶といえばサムソンとかLGとかの名前が出ると思いますけど、、こんなことしてくれるのでしょうか。

2010年5月9日日曜日

「お名前様」という言葉に妙な感じ(違和感)を感ずる。

プロフィールにも書いていますけど、ポスターとか看板とかを見ることが好きです。「ダウト探し」と命名していますけど、面白い表現(まちがった表現)にこころの中でツッコミを入れるのが好きです。たまに他人にも話します。

ポスターや看板だけでなく、会話の言葉にもダウトを探すことがあります。

「こちらにお名前様のご記入をお願いします」っていわれたことは(まだ)ありません。本当に「お名前様」っていう人いるんでしょうか。

お名前様という言葉があるとすれば、すごくヘンで滑稽な感じを受けます。

言葉のプロのひとだったら的確に説明できるのでしょうけど、私の言葉でいうと、名前という名詞に「様」というひと用の敬語は必要ないと思うのです。

敬語も言葉も変わっていくものですけど、これが定着すると、

一流のひとは、お道具様も良い品をお使いですね。

という表現が普通ということになります。やっぱりおかしいです。

「お二人様お通ししま~す。」とか、「お一人様ですか。」のように、人間を表す名詞に様をつけたギリギリOK の表現もあるから、それが発展していったのかなという気もします。もともと、対面する相手(人)への経緯をとにかく表したいという気持ちから、名前(という言葉)にまで様をつけたんでしょう。

私は自分では言わないですね。