そんななか、東国原知事がキレた、というニュースがありました。
宮崎県の東国原英夫知事(52)がブチ切れた。感染拡大が止まらない口蹄疫への対応をめぐり、報道陣から知事としての判断を迫られ、「我々は一生懸命やっ ているんです。毎日寝ずに」「ケンカを売ってるのか!」などと声を荒らげたのだ。このセリフ、10年前の雪印集団食中毒事件で、当時の社長が言い放った言 葉とソックリ。その後、雪印ブランドは地に墜ちたが、果たして、宮崎ブランドは大丈夫なのか。なんだか、知事の傲慢さが伝わってくるような記事です。しかし、私たちは、文脈で言葉を使用しています。だから東国原知事の言葉も、切り取られて新聞記事になった部分だけをみて判断してはいけないと言うことを知っています。
いまはインターネットで、マスコミに寄って編集される前の情報(原典)にアクセス出来ます。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiji/kaiken/index.html
2010年5月18日の会見です。
大事な部分を文字にした方がいます。
こちら
引用しようとしたけど、全部重要なので部分引用出来ないのでやめます。要するに、知事が最初に説明しているのに、自分(記者)の納得するような言葉を発言させたかったので、何回も同じことをきいてます。知事は、まだ言えないことがあるのに、あうんの呼吸でそれを言わずに記者に伝えているのに、記者の読心力がたらないと言うことです。
それに10年前の雪印集団食中毒事件は、会社がみずから起こした事件だから、社長に厳しく当たっても仕方がないですけど、今回の口蹄疫は、災害ですから、知事を責めるのはおかしい気がします。2つの事件を比較する意味があるのかどうか。