今日は周南市の徳山駅前の商店街での「もちまき」に行ってきました。
時間になると、正確には時間の少し前から、現地には人が集まり始め、開始時には、写真のように結構な人が集まっていました。適当に数えて200~300名が居るようです。
私はと言えば、こんな位置にいたので、最初っからもちをGETする気は皆無です。たいていの餅まきでは、完全な傍観者になるのですけど、それでも結構面白いですね。
まず、もちまきは、盛り上がります。もちまきマニアというような人がいて、イベントで餅まきが行われると、万難を排して出かけようとします。
もちろん推測ですけど。でも、それくらい、集客力のあるイベントです。
しかし、何回も出かけて、何回も見ていると、餅まきにもルールが有ることが分かります。もちを拾う側に自主的にルールを求めても、それは所詮マナーでしか無く、車の運転時のそれや、行列に並ぶときのそれのように、一定数の品のある人と、一定数のがむしゃらな人と、一定数の空気読めないひとが混在します。
問題は、もちを撒く側、餅まきをする人の側のルールです。
餅まきを成功させるルール!みたいなのがあると思います。たぶん、多くの人が漠然と感じているでしょうし、どこかのブログには書かれているかも知れませんね。何回か参加してみるとすぐ感じます。
お客さんに説明する内容。
- ルールを説明する。
- まく物を紹介する。もちだけなのか、菓子もあるのか、商品の引き換え券などもあるのか。
- 押さないように徹底する。危険になったら中止しますと言っておく。
- 子供(親子連れ)と成人を分ける。子でも、小学生以上は大人扱いしても良い、彼らはそれなりにしたたか。
- 始まったらなにかしらビートのある音楽を流す。 音楽がなければ「司会」が煽って盛り上げること。
- 司会はまく人にマイクを通じて指示を出すこと。
まく人に事前レクチャーする内容。(もちを撒く人の心得)
- まく人は、均等にまくこと。左奥、右奥、左前、右前と「Zの法則」で。
- まく人は、全体を俯瞰してみること。
- 視線は、自分の持ったもち箱と投げた方向の往復ではなく、他の人がどのあたりに投げたか気をくばること。チームプレイであることを意識する。
- 知り合い、エライさんに特別にまかないこと。
- 子ども集団に、過剰にサービスしないこと。子供のいる方向へはみんなが多めにまく傾向がある。
- 遠くの人へもちゃんと届けること。これを怠ると、集団が次第に前に圧縮され危険な状態になる。会場が許すなら、集団のさらにうしろの空間にまく等して、集団が後ろに下がるように誘導しても良い。
- 距離とともに、投げたもちが拡散すると言う物理の基本法則を理解すること。同じひとつかみでも、目の前に投げた時と、15m先に投げた時では、単位面積当たりの「もち密度」が異なる。 しかし集団は同じ密度なので、結果的に近くの人へは「濃く」遠くの人へは「薄く」まかれてしまう。
- 池の鯉に餌を与えるのではない。むすっとした顔で作業のようにするのではなく、エンターテインメントの演者として、笑顔で楽しく。
んーーーー、一度まいてみたい。