2013年8月4日日曜日

GoPro HERO3 ファームウエアアップデートでスマートフォンで再生に対応その2

スマホ(スマートフォン)で再生出来るようになったGoProHERO3ですが、再生できるのは、本体をバージョンアップしてから録画したものに限られるようです。

あと、スマホアプリをV2.0にアップデートしただけでは、追加された機能を使うことが出来ないようで、最初にアプリをアップデートしてGoProHERO3本体とWiFiで接続しましたが、再生機能を使おうとしたら、本体をバージョンアップするようなメッセージが表示されました。
スマホ、ゴープロ本体ともバージョンアップしてから、スマホ再生機能を使おうとしたら、それまでに撮影していた動画は、一覧画面に表示されるのですけど、再生は開始出来ませんでした。サムネイル表示もありません。

ゴープロヒーロー3をバージョンアップしてから録画した動画は、サムネイル表示もされ、再生も出来ました。

前回のエントリーでも書きましたが、これで、ようやくスマホだけでインターネットにアップロードできるようになりましたね。

あと、GoProアップデート時の注意事項ですが、ゴープロ本体をアップデートすると設定が初期化されます。スマホアプリを使って設定しなおせばよいのですが、意外に忘れがちなのが、本体カレンダーの設定です。本体日時の設定は見ることが出来ないので、忘れやすいです。GoPro本体日時の設定を忘れると2012年1月1日になってしまいます。

2013年8月3日土曜日

GoPro HERO3 ファームウエアアップデートでスマートフォンで再生に対応

朗報です。
アクションカメラとして世界で売れているGoPro HERO3(ゴープロヒーロー3)ですが、本体のファームウエアがアップデートされました。

"info version":"1.1",
"firmware version":"HD3.02.03.00",
"wifi version":"3.4.2.18",
"wifi bootloader version":"0.2.2",
"wifi mac":"d89685*******",
"camera type":"Hero3-Silver Edition",
ファームウエアのバージョンアップで、HD3.02.03.00となりました。
同時に、スマートフォン向けのアプリもバージョンアップし、2.0がリリースされました。

これまで出来なかったのがふしぎですが、スマホで再生ができるようになりました。逆に言うと、これまでは、GoPro HERO3の操作は出来たのですが、それは録画(撮影)までで、撮影され、本体のMicroSDに記録されている写真や動画は、スマートフォンでは見ることができませんでした。
言い換えると、撮りっぱなしでした。再生するには、本体をUSBでパソコンに接続するか、MicroSDカードを抜いてパソコンに差すか、オプションのLCD画面を買い本体に装着するしか方法がありませんでした。

それが、アップデートされたスマホアプリの操作で、WiFi経由で本体のマイクロSDに記録されたデータを再生(閲覧)できるようになりました。それだけでなく、スマホ本体の方に転送することが可能となりました。

これは、とても嬉しいアップデートで、これにより、パソコン無しでもGoProHERO3で撮影した写真や動画を、iPhoneに取り込んで、加工して、SNSとかにアップできるようになりました。

ようやくGoProもインターネットにがっつり対応したカメラとなりました。

アップデートは、本体、スマホ用アプリのどちらを先にしてもいいと思います。
本体のファームウエアをアップデートするときに1つよく分からなくて最初間違ってしまったことがありましたので記録しておきます。
公式サイトから、「update.zip」をダウンロードするところまでは何も迷いませんでしたが、その後は、ZIPを解凍(展開)して、作成された「update」フォルダ内の4つのファイルを、マイクロSDカードのルートフォルダに入れるのがコツです。

さいしょ、作成された「update」フォルダごとMicroSDカードに書き込んでしまい、アップデートできませんでした。フォルダはコピーせず、「update」フォルダ内の4つのファイルだけをマイクロSDカードにコピーしてください。
こんな感じです。
このマイクロSDをGoPro本体にセットして起動すると、自動的にアップデートが開始されます。






2013年6月28日金曜日

GoPro HERO 3の互換バッテリー(大容量バッテリー)の性能テスト

GoProHERO3というアクションカメラ(ウエアラブルカメラ)があります。テレビ番組の撮影でも使われることもある業務品質の映像が取れます。そして軽くて小さいので、ヘルメット、車内、車外、サーフボード、スキー、ダイビングと、場所を選ばす取り付けができます。

このリチウムイオン付属バッテリーは、何時間映像が記録できるのか、メーカーのサイトにもはっきり書かれていません。使用中も、携帯電話のような3段階の表示なので、いつ切れるかよくわかりません。

すこしまえから、このゴープロの付属リチウムイオンバッテリーと、互換バッテリー(大容量バッテリー)で録画して、何時間記録できるのかテストをしています。

以前のものは、過去のエントリーを見てください。

今回使用したのは、GoPROHERO3の純正バッテリーではなく、中国製の大容量互換バッテリーです。しかし以前のテストで、表記されているようにGoPro純正バッテリーの2割増しという性能はないことがわかっています。
 
今回のテストは、これまでとやりかたを少し変えました。他の条件は今までと同じですが、WiFiを一切使わずに行いました。電源オンしたあと、本体ボタンで録画を開始し、そのあと車に取り付けました。他の条件は変えていません。

その結果は、予想通りでした。録画時間が伸びました。

通勤の車内に取り付けて撮影していますので、朝と夜にわかれます。GOPR0200の動画と、GOPR0201の動画です。ファイル名の規則については以前のエントリーを見てください。

合計2時間15分58秒でした。

この互換バッテリーを使って、WiFiをオンにして使用した場合の録画時間が1時間47分~48分でしたから、なんと28分も多く記録できました。

撮りっぱなしにするのなら、iPhoneで録画開始するのを諦め、手で撮影ボタンをおして撮影開始するのもいいですね。しかし、アングルとかを確認するために、どうしてもiPhoneなどのアプリが必要です。そして、GoPROHERO3は、録画を開始すると、WiFiのオンオフ操作は受け付けてくれないようです。

となると、
  1. 撮影場所に設置(固定)する
  2. WiFiをオンにし、iPhoneのアプリでアングルなどを確認する。
  3. WiFiをオフにする。
  4. 本体ボタンで撮影を開始する。
 これがベストの方法なのかもしれません。


GoPro互換バッテリーでの録画時間(容量)



GoProHERO3の中国製互換バッテリーを使って、録画時間のテストをしています。
またやりました。





前回とは同じメーカーの同じ製品ですが、別の個体です。録画時間は、1時間49分58秒でした。

測定方法は以前のエントリーを御覧ください。

iPhoneからコントロールする関係で、WiFiはオンにして録画しています。録画中は一切iPhoneアプリを起動していないので、ゴープロ本体にはアクセスしていないのですが、WiFiのスタンバイ分電力をつかているはずです。

今度は、WiFiをオンにせずに試してみたいと思います。
(ちなみに、GoPROは、録画を開始するとWiFiをオフには出来ないようです。つまり、録画中にはWiFiをオフに出来ません)

2013年6月26日水曜日

GoPro HERO3の電池の持ち。互換バッテリー(大容量電池パック)に換装した場合。

GoPro HERO3 の電池の持ち(何時間録画できるか)はとても気になるところです。なぜなら、公式サイトにもはっきりと書かれていないからです。

前回、付属のリチウムイオンバッテリー (3.7V 1050mAh)を用いて何時間録画できるかを試しました。

今回、社外品(純正品でない)大容量バッテリーを購入したので、早速試してみました。

GoPro大容量バッテリー1300mAh
これが、非純正品のGoProバッテリー(大容量バッテリー)です。中国製です。しかし本物(純正品)も中国製なのでおんなじです。

リチウムイオン電池3.7V 1300mAhと書かれています。2割以上の大容量です。
しかし、額面通り信じることが出来ないのが中国製。

前回と同じ条件で撮影しました。条件は前回のエントリーを御覧ください。

ゴープロの中国製大容量バッテリーを使用した結果は意外なものでした。

これがその結果です。
朝と夕方の2回に分けて撮影しその間は電源を切っていました。前回書いたように、仕様により、ファイルがいくつにも分かれていますが、合計録画時間は「1時間47分14秒」でした。

ね、すごいですね。

前回エントリーしたゴープロ純正バッテリーパックの合計録画時間は「1時間47分28秒」でした。

GoPro純正リチウムイオンバッテリー1時間47分28秒
GoPro大容量互換バッテリー換装1時間47分14秒

なんと差は14秒。誤差の範囲です。

だいたい、バッテリーは、いまやサイズと性能がトレードオフですから、同じ大きさなのに、社外品の方が2割も容量が多い1300mAhという性能は信じられませんが、逆に純正と遜色ない性能をたたき出しているので、粗悪品ではないということが分かりました。



ただし、中国製のGoPro互換バッテリーはいろいろなメーカー(ブランド)で出ていますので、中には粗悪品もあるかもしれませんのでお気をつけください。

アマゾンで有名なワサビバッテリーなんかは評価も多いので購入の参考になるかもしれません。

GOPRO HERO3用 バッテリー2ケ + 充電キット 並行輸入品

2013年6月25日火曜日

GpProHERO3の電池の持ちは?付属電池の持続時間や録画時間など。ファイル名も

ウエアラブルカメラとか、アクションカメラとか言われるジャンルのビデオカメラがあります。その代表格が「GoProシリーズ」です。
本体はとても小さく、多彩なアタッチメントで、いろいろな場所に取り付けて(固定して)、動画を撮影することができます。


このカメラには、(当然ですが)充電池が付属しています。しかしこの電池で何時間録画(記録)できるか書かれていません。
 これではまったく分からないので、ゴープロ付属電池(GoPro付属電池)で何時間録画できるか実験してみました。

GoPro純正電池
使用したのは、このGopro純正電池です。3.7V 1050mAhと書かれています。
使用条件:満充電を確認後、すぐに使用を開始。
電池の状態:購入後1ヶ月以内(新品に近い)
気候:日本国内の6月(梅雨)
気温:朝21度、昼30度近くの車内
撮影方法:車内リアガラスに固定。電源投入後速やかに録画開始。朝の運転時に撮影し、撮影後本体の電源をオフ。昼の運転時に朝と同じように撮影。電池がなくなるまで撮影した。
本体設定:画質は1080p 30f 。WiFiをON。
操作:iPhoneのアプリで録画を開始した後アプリは終了させ最後まで起動せず。本体の電源はWiFiをオフにしてから切った。(WiFiオンのまま本体電源をきったら、WiFiで電池を消費し続けるため)

結果は、、、、

結果は満充電のGoPro純正電池で1時間47分28秒録画出来ました。

ファイルが17分34秒で切れていますが、これは仕様だと思います。ファイルサイズが2G(2ギガ)超えないようにするためでしょう。
あと、ファイル名の規則は掲載した写真のようになるようです。
撮り始めが「GOPR0194.MP4」だとしたら、17分34秒まで撮影したら次は「GP010194.MP4」になっていました。末尾の4桁数字を統一して、前半の文字が、
「GOPR」→「GP01」(ジーピーゼロイチ)→「GP02」→「GP03」
と変化しています。

けど、これって、Windwosのエクスプローラーで開いたら、撮影順に並ばないんですよね。ちょっと困りました。掲載した写真でも、日付順にソートしているのがわかると思います。

2013年6月17日月曜日

Googleがうかべた風船でどこでもインターネット、国内でも遭難用に採用を。

米国 Google は、成層圏に浮かべた気球に通信基地局機能を持たせることで全地球上でインターネット接続を利用可能とする取り組み「Project Loon」を発表した。これにより、ジャングルや群島、山などインターネットがつながらない地域にインターネットサービスを提供する考え。(http://japan.internet.com/webtech/20130617/7.html より)

世界のどこからでも、政治や為政者のせいでインターネットにアクセスできなかったり、特定の情報のみアクセス出来ない国や地域があります。googleがこれらの垣根や制約を取っ払って、インターネット環境を世界中に張り巡らせるという壮大な計画です。

たしかGPS用の衛星が 20数個地球上を回ることで、地上のどこででも位置を測位できるという仕組みを聞いた時、なんと壮大な計画だと思いましたけど、いまやGPSはあたり前のテクノロジーですから、googleのこの計画も成功したら、アタリマエのことになるのでしょう。

ところで、GPSを用いた測位と、気球を用いたインターネット通信を組み合わせて、是非実現して欲しい仕組みがあります。
それは、携帯電話の基地局を、気球などで空中に上げ、普段圏外の地域や、普段はごく少数しか同時通話できない地域などに、臨時の基地局を用意して欲しいということです。
別に、田舎の花火大会とかの会場からネットや通話をしたいわけではなく、これを人命救助のために用意して欲しい。

実現するとこうなります。

ある山岳地で、下山予定日になっても下山しない登山パーティがあり、捜索が開始された。地元の消防団や、登山家のチームが手分けして入山すると同時に、国内全キャリア合同の空中基地局を搭載した飛行船が、現場上空を大きな範囲で周回する。
「いたぞ!つかんだ」あるキャリアの携帯電話の信号を空中基地局がキャッチした。パーティー参加者の携帯電話番号は予めわかっているので、すぐに照合し、パーティ参加者の1名が所有する携帯電話であることが確認された。すぐにGPS機能を遠隔操作し、その携帯電話の現在地が判明、救助隊はそちらに集中して派遣された。しばらくしてGPSが示した現地とほぼ同じ位置でパーティ全員が発見された。。。

山岳地では、携帯電話が圏外だったり、逆に見晴らしが良いために多くの基地局を検出したりして、通信や通話ができないこともあります。
いまや人口以上の端末が流通している携帯電話は、誰でも持っています。いざという時、基地局の方から現地へ出向いて、GPS衛星とのコンビネーションで、携帯電話所有者の位置を探しだして人命救助に役立てて欲しいと思います。