2008年11月16日日曜日

定額給付金つづき

定額給付金の受け取り方法について。
たしか1999年の地域振興券のときは、金券の配布だったので、手渡しだったような気がする。全国のどこかでは、書留などで郵送したところもあるかもしれない。

肝心なのは、本人に確実に渡すということだ。金券でも現金でも。
1999年の地域振興券の頃は、オレオレ詐欺(振り込め詐欺)なども暗躍していなかったが、それでも本人確認のために、役所にて手渡し(代理人はNG)とか、委任状がいるとか要らないとか、いろいろ対応していたようだ。金券には名前が書いていないので、他人に渡してしまったら、追跡したり取替えしたりすることは難しい。

今回の定額給付金は、どうも現金になるようだ。えーーー。現金ですかーーー。
現金といえば、ひとり1万2千円の現金(現ナマ)を役所において、受け取りに越させる方式だと、役所ごとにパトカーを置いておかないと、本気の武装強盗団に狙われる。それは、日本人だけでなく、隣国あたりから本気で稼ぎにやってくる事態も想定しておかなくてはならないだろう。なにしろ隣国からは、『武装スリ団(武装したらスリといえず単なる強盗と思うが)』も来日する前例もあるから。

また、金券と違ってダイレクトに収入(所得)となるから、より本人に直接渡したかどうかの手続きが後から問題になる可能性がある。
他人が成りすまして受け取ることは、それは防がなくてはならないけど今考えているのはそのことではなく、「家庭内での成りすまし」とも言えるような事だ。それは何かというと、ある世帯構成員が、あたかもその世帯員の代表のような顔をして全員分の現金をうけとり、それを勝手に使い込むような事態だ。

じっさいにそのような家庭は少なくないとおもう。
世帯主の男が役所に出かけて、自分と妻と同居している両親と2人の子供(18歳未満)の定額給付金をくれといって、本人確認をして、受領印をおして88000円の現金を受け取った。
けど、あとから、その男の親がやってきて、うちは2世帯が同居しているけど、家計は別々です。だから定額給付金もそれぞれ受け取るんです。だから私たち2人分は私にくださいと言ったりする。早速トラブルだ。
そんなトラブルは、その世帯内で解決すべきだけど、イマドキは、モンスター○○というのが流行っているから、役所に怒鳴り込むひともいるだろう。実際、定額給付金をだれに支払うと定義されるかによっては、役所の責任も発生する。役所の責任分解点をどこに置く法律が出来るのか。その責任限界点によって、役所のコストもかわってくるし、その世帯が定額給付金を受け取るためのコストも変わって来る。

個人に確実に渡すことと決められたら、
・6人家族なら6人が役所にて受け取る。
・6人がそれぞれ本人名義の口座で受け取る。(出生直後の新生児まで口座が必要)
・あらかじめ世帯全員の協議書に捺印し役所に提出し、誰か1人の口座でまとめて受け取る。
こんな面倒な選択肢ばかりが思いつくけど、もっとスマートで問題の少ない方法があるだろうか。たぶんあるんだろうな。コメントでぜひ教えてください。

役所の責任は、その世帯のだれかに支払うところまで。世帯内の調整は世帯の責任と決められたら、定額給付金はそもそも世帯に払うのか個人に払うのかという定義の問題が発生する。

個人に払うものだったら、その個人に直接渡すか、その代わりに本人名義の口座に支払うことで、給付完了としても良いだろうが、同じ世帯とはいえ他人名義の口座に払うことは、どう解釈しても「その人に支払った」とは言えない。もしその論理が成立するなら、金融機関でマネーロンダリング等の防止のために、10万円以上の送金のときに行っている本人確認だって、奥さんが主人の名義で振り込んだりすることを認めなくてはならない。

ということで、個人に支払うのなら、新生児でも口座が必要ということになり、そんなことをすると、野党やマスコミから、お役所仕事の極みとして突っ込まれ、「新生児にも口座必要」という見出しが新聞に躍ることになってしまうため、世帯内の個人にそれぞれに支払うことは、ない(と推測する)。

長くなるので続きは次回。

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