久しぶりに通りかかった周南市中心部の交差点。横断歩道に新しいものが出来ていました。点字ブロックです。
横断歩道の真ん中に少しだけ色の違う部分があり、それが点字ブロックです。模様に合わせた2色の色で点字ブロックがカラーリングされているので写真ではよく分からないかも知れません。
点字ブロックは黄色と決められていた(守られていない)んですけど、最近は横断歩道だけは溶け込ませるカラーリングもあるんですね。
調べてみたら、ドライバーへの対策もするために、横断歩道はこのタイプが設置されるそうです。(黄色だとドライバーに対して「あれはなんだ?停止線か?」といった誤解を与えるんでしょうね)
世の中、バリアフリーデザインがすすみ、ユニバーサルデザインが推奨されています。しかし、黄色であるはずの点字ブロックが、建物の景観とか、路面のカラーブロックの色に合わせた茶色とか灰色とかの点字ブロックが使用されていることがまだありますね。
点字ブロックがなぜ黄色であるべきなのかは、考えれば分かると思うけど、考える前に、そのためには、目の見えない人だけではなく「弱視者」という人がいることを知らなければいくら考えても答えは出ない。
思考するためには、前提となる事実や知識を知らないと、意味が無い場合もあると思います。
昔の人はそんな事先刻承知です。「下手の考え休むに似たり」と言いますから。
子供の教育では、日本は「ゆとり教育」で、知識の詰め込みを10年間やめた訳ですけど、いろんな事を考える前に、前提となる知識は詰め込みでも何でもいいからおぼえる必要があるかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿