山口県の隣県、福岡県に買い物に行きました。正月だし、ちょっと遠出して、買い物を楽しむためです。
商品の事がよくわかっていて、あとは「価格」だけの場合インターネットの通販が便利です。よく利用します。国内だけでなく、海外からも買います。しかし、実際の店舗まで出向いての買い物をするには理由があります。
福岡の粕屋町のイオンモール内の、島村楽器(楽器店)に行きました。正月のセールの品などを見ながら、とくに目当てのものはなく、なんとなく流れで、DJの教則DVDを1本買いました。(なんとなくなので、特に欲しかったものではないです)
正月なので3000円以上買ったら抽選があり、引いた三角くじが2等でした。2等の商品として用意されていた物(の内、残っていた物)は、ギターストラップと、ギターの弦。
ちなみに私はギターはやりません。
ギターやらないんだけどどうしようかななどと会話していたら、その店員さんは、買った商品をみて「DJをされるんですね」といって「ちょっと待ってください」と探しに行きました。
※べつにDJはやっていません。たしかにDJの教則DVDは買いましたけど、それは気まぐれのようなものです(話すと長くなるので省略)。
そして、DJ機器コーナー(の引き出し)から、販促用のCDケースを持ってきて、それを2等商品としてくれました。
以上が私が店舗で商品を買う理由です。
要するに、このお店では良いユーザーエクスペリエンスをお客さんに与えるという目的にブレがないんだと思います。正月のセールでの抽選の目的がしっかりしていて、それを(対応してくれた)店員さんが行動で実践しているんだと思いました。
3000円以上買った人に抽選をさせて、用意した景品を渡すことが「目的(ゴール)」ではないんです。しかし、働いていると、それが目前の仕事だし、それを実行することがきちんと仕事をしたことだと勘違いしやすいのも確かです。
「そうですか、お客さんギターされないんですか。2等の商品はギター小物以外にもあったんですけど、午前中になくなって、今はこれだけなんですよ。不要でしたら、権利を放棄することも出来ますけど、よろしかったら、どちらかお選びください。」的な対応で、従業員の与えられた業務としては、こなしたことになるのかも知れません。
これでは、2等を当てたワクワク感が、程なくガッカリ感に変わってしまって、このお店でのお客さんのエクスペリエンスは、もしかしたらマイナスになってしまうかも知れません。(私は、もしそうだとしてもマイナスには感じないでしょうけど)
島村楽器は、福岡イムズ店にも何回か行きました。店員さんとの会話のキャッチボールが楽しくて、何回か行きましたし、また行くと思います。
このお店は2回目ですけど、また行くと思います。
山口県周南市の地元のお店に、こんなワクワク感があるのかなあ。
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