2011年1月6日木曜日

シュミンケ社マスキングインクと水彩画。

カランダッシュ社の水彩色鉛筆12色を昨年買いました。
吉村芳生展を山口県山口市の県立美術館でみて、鉛筆画に興味が出たのと、美術館内のショップで色鉛筆がたくさん売られていて、そこで「水彩色鉛筆」という製品のことをしって興味を持ったからです。

お断りしておきますけど、中学生の美術の成績は下の方です。中学3年生の美術の最後の授業の時、先生が「高校に行ったら美術は選択性です。選ばない人は今日が美術の最後の勉強になるかも知れません」とおっしゃったのを覚えていますけど、そのとおり、それ以来美術的な勉強はしたこともないし縁もありません。

しかし、水彩色鉛筆、最強じゃないでしょうか。スゴイです。
色鉛筆画もかけるし、水を付けると水彩絵の具タッチになるし、両方を混在させた絵もかける。
こんな感じの絵が、30分くらいで書けるんです。(実際に30分程度で書いた絵です。)


最初に買ったのは色鉛筆だけだったんですけど、「水筆」を描い足したので、効率が凄く良くなりました。筆洗バケツとか、いらないんです。水筆さえあれば。

鉛筆で輪郭をかいて、色鉛筆で着色して、水筆で色を伸ばしたり混ぜたり。必要なら乾いてから他の色で着色すると、水彩絵の具独特のいろの重ねあわせなども可能だし、水筆で水を入れないで、普通の色鉛筆として線を書くことも可能。

まあ、誰に習っているわけでもないので、参考にしないほうが良いとは思いますけど、バーっと輪郭書いて、シャッ、シャッと色鉛筆で色を塗って、水筆で一気にババーっと伸ばして混ぜてぼかして、すぐ乾くので、そこにちょっと色鉛筆の線を追加して、、、、終わり、って感じです。 

水筆とは。
筆ぺんっていう、祝儀袋には欠かせないペンがあります。硯も、墨汁もいらない筆感覚のペンで、中に黒インクが入っていて、どんどん字がかける筆です。水筆は、あの筆ぺんの中身が水バージョンです。インクと違って水ですから、自分で補充できるようになっています。携帯することも出来ますから屋外スケッチなどもらくらく。

そして、今回、シュミンケ マスキングインク1575円を買ってしまいました。早く使いたくて仕方がありません。
マスキングインクとは、先にそのインクで塗っておくとそこには水彩の色がつかず、マスキングインク自体はあとから消しゴムのカスみたいにコロコロとはがれるので「白抜き」が出来るという便利グッズです。色をぬらないで塗り残す白抜きだと、気を使いますから。

顔彩という絵の具を使うのは「絵手紙(絵てがみ)」ですけど、水筆と水彩色鉛筆の方は、とにかく携帯性が抜群で、同じような感じの絵がかけるので、水彩色鉛筆で絵手紙を書くのも良いと思います。

実際に投函するには、フィクサチーフという定着液をつかって表面を自ら守るわけですけど、これも買ってしまった。

なんか水彩色鉛筆、いまはまっています。

私のことですから、半年後は忘れているかも知れませんけど。


必要なもののまとめ

・水彩色鉛筆(予算の都合で何色セットにするかを決める)…なんとダイソーにも売られていることがわかりました。105円で12色です。
・水筆(500円でお釣り)
・マスケットインク(マスキングインク)…無くても良い
・定着液(フィクサチーフ)スプレー…2000円でお釣り

周南市内では「パレット画廊」というおみせですべて揃います。ここはいままで存在も知りませんでしたけど、道具を買うために何回も行くようになりました。店員さん(女性)は、親切なのかクールなのか良く分からない感じで、今風に言うと「ツンデレ」系のかたです。

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