山口県はまた大雨です。警報が出まくってますね。そんなときは、忙しくなるんですけど、また雨の中、地域の隅々まで見て回ったりして普段の仕事はほぼキャンセルです。
豪雨で道が冠水して、水位が徐々に上がってきて、床下浸水、床上浸水と状況が悪くなるんですけど、これって防げないですよね。バケツでくみ出すとか土のうを積んで、、とか。
正確に言うと、もうその時点では防げない。
ここ、勘違いしやすいし、お恥ずかしい話、私もはっきり認識してなかったんですけど、今回感じたことはこういうことです。
「災害の被害って、床上まで水が来たから被害が発生したのではない。豪雨で水位が上がり始めてから始まるのではない。もっというと雨の降り始めからではない。」
何が言いたいかというと、普段の、晴れているときから、被害というのは始まっているのはないかと言う事です。
つまり、晴れて平和なときに、豪雨で水位が上がったときにどうするかを想定して行動しておけば、いざ床上浸水のときに、被害が少ない、発生しない、もしかしたら床上浸水が発生しないかもしれません。
でも、それは分かったけど、いまここで発生している被害にはどうすればよいのか。
それも同じことです。
「災害の被害って、今起こっていることがずっと続くのではない、かならず過去の出来事になる」
何が言いたいかというと、数年後の自分を想定して、過去被害にあったけど、あの時こうしたから、そして災害の後このように行動したから今笑って話せるという状態を想定して、そのためには今何の行動をすべきかを考えて、行動するしかない。
もしかしたら、何もかも放って、身一つで逃げることかもしれません。119番に電話することかもしれません。まだ時間があるので、家族のアルバムとか現金とか携帯電話とか、持っていけるものバッグに詰め込むことかもしれません。
いずれにしても、考えて、決定して、行動する。これだけだと思います。
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