ひさしぶりにダイビングして水中で癒される。

きょうはダイビング。ブログのトップに、ダイビングのことも書くようなことを書いておきながら、ほんっと久しぶりにスキューバダイビングに行って来ました。

いやー、勘は鈍っていなくて安心しました。バタバタすることも無く、忘れた事柄も無く、事故も無く、帰ってきました。

さすがに、真夏のダイビングではないので、頭まですっぽり覆ってもぐります。夏は、フードが無くてもＯＫです。

水中は、呼吸の出来ない世界。背負った自分の機材に命を預けます。（って、そんなに深刻ではありません。何かあったら水面に上がれば良いんだし）。

スー、ハー、スー、ハー。
深呼吸を1時間続けたことありますか？ まあそんなこと陸上ではほぼ絶対に無いと思います。しかし、ダイビング中は、深呼吸です。深くゆっくりした呼吸が求められます。短く浅い呼吸は、空気を多く消費するためです。ボンベの中の限られた空気の中から、体内の二酸化炭素をうまく排出するためにはゆっくり吸ったほうが良いと思います。

久しぶりに潜ってみて、この感覚を思い出しました。

• 普段当たり前に吸っている空気を、意識して吸うという感覚。
• ちょっと早い動きをしてしまうと、呼吸が激しくなり、空気を多く消費する感覚。
• 肺に空気がいっぱい入ると浮かんで、吐き切ると水中で沈んでいく感覚。

最近、二酸化炭素排出量を25％削減するとか、ＣＯ２排出権をお金で取引する話とか、ちょっと前じゃ概念も無かったような話がニュースで出ますけど、水中にもぐると、人間一人ひとりが、生きているだけで、二酸化炭素を排出していることを意識します。

そんなことも、帰ってから思うだけで、水中にいるときは、余計なことは考えずに、重力からも開放されて、とてもゆったりしたしかも非日常の世界で、癒されます。