2010年10月1日金曜日

iPhoneの写真で個人情報が漏洩するケースとは。

iPhoneで写真をよく撮ります。コンパクトデジカメの出番が全くなくなりました。
iPhone4にしてからは、カメラ性能もよく、OSをアップデートしてからは、HDR写真を取れるようになったので、コンパクトデジカメよりよくなったくらいです。

そして、撮影してから、ブログの更新までできるスマートフォンなので、パソコンもいらないくらいです。

難点といえば、他社と比べて、電波の範囲が狭いこと。

iPhoneは写真に撮影地情報を記録する
そんな便利なiPhoneですけど、iPhoneてツイッターやブログを更新していると、思わぬところから個人情報が漏れることがあるので注意が必要です。

掲載した写真は、iPhone4で、写真を閲覧して、撮影地をタップした画面です。見てわかるように、写真を撮影した地点がポイントされています。

設定で禁止することもできますが、iPhoneでは、撮影したときにGPSの測定値を写真に記録するようになっています。
iPhoneの写真に記録されたGPSの位置情報
ある写真のプロパティを掲載しました。撮影された緯度と経度が一目瞭然です。

では、どういうシーンで個人情報が漏洩するかというと、何気なく撮った自宅の猫の写真を掲載して、「我が家のかわいいネコです」とツイートしたりブログに記載したときに、自宅の位置がわかることになってしまうのです。

平気な人もいるでしょうけど、たいていの人は気になることだと思います。

対策があります。

1つ目の対策は、そもそもGPSの位置情報を写真内に記録しないようにすることができます。「設定」「一般」「位置情報サービス」内で、カメラアプリの設定を「オフ」にしたら完了です。
しかし、普段は位置情報を記録しておいたほうが何かと便利。そして、ブログやツイッターに使う写真はあとから選択することが多い。だからちょっと現実的ではありません。

2つめの方法がおすすめです。それはスクリーンショット機能を使う方法。
ブログやツイッターに使う写真をアルバムから選んで、画面に表示したタイミングで、本体上部の電源スイッチを押しながらホームボタンを押します。
するとシャッター音がして、スクリーンショットがPNG形式で撮影されます。
このとき、ついでに拡大して、トリミングすることも出来ます。

このPNG形式形式の写真には、位置情報は入りません。
こうして撮られたスクリーンショットは、アルバム内の最後に追加されます。
あとはツイッターでもブログでも、スクリーンショットの写真を使えばOKです。

この方法、ずっと以前エントリーしたかもしれませんけど、最近知っているiPhoneユーザーに聞かれたので、エントリーしました。

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