2011年3月18日金曜日

地デジを推進している総務省と、NHK、民放への気ままな地デジのチャンネル分割放送提言

さて、今年2011年の7月24日にはアナログ放送が停波して、なくなります。
いま、本当なら、カウントダウンのために一生懸命TV画面からPRしている時期かもしれませんが、東日本大震災の報道で、キャンペーンどころではありません。


総務省のサイトには地デジのPRページがあります。そこには、




1チャンネルを分割して2~3番組の同時放送も可能です!

地上デジタルテレビ放送では、デジタルハイビジョン放送1チャンネル分で、現行のアナログテレビ 放送と同等の標準画質の2~3番組を同時に放送することができます。これにより、例えばスポーツ中継の延長時などに、メインチャンネルで時間通りドラマを 放送しながら、サブチャンネルでスポーツ中継を引き続き楽しむことができます。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/dtv/kihonjoho/kihonjoho1.html

と書かれています。

提言というのはこの機能のことです。7月24日から日本で標準機能となるこのチャンネル分割機能を、すこしだけ前倒しして実施すべきということです。

ちょっと調べてみたら、地デジの普及率は95%とのこと。さんざん努力して、なんとかここまで普及を達成してきています。たしか、アナログ放送だけ、画面を「砂嵐」にしてPRするなど、地デジと地アナで放送内容を変えてまでPRするなど、していましたね。

いまこそ、地デジの新機能(もう少しすると日本国内では標準装備の機能)を試用してみてはいかがでしょうか。

え?分割して何を放送するのか。

きまっています。今、そしてしばらくは放送される、いや放送すべき、震災の状況を伝える報道番組と、そんなショッキングな映像のシャワーを浴びて、被災地でない人でも心的ストレスを貯めつつある人のために、ストレスを解消する番組(心やすまるクラシックや唱歌、童謡の歌番組など)を、同時放送すべきです。

ストレスが溜まるのなら、テレビを見なければ良いかもしれません。ええ、ウチでは何年もTVを見ていません。しかし、TVしか娯楽のない人、TV観るくらいのことしか出来ない状態の人もいるんです。

自分の見聞きする例で言うと、老人福祉施設。たいていデイルームにはTVがあって、ワイドショーやバラエティ番組などが流れています。けっこう高齢者はTVをよく見ているようです。そんな全国の福祉施設では、いまどのチャンネルを映せば良いのでしょうか。

入院中の人、安静にしていなくてはならず、TVみるのがとても楽しみって人もいると思います。そんな人が今テレビをみて、病状がよくなるとはとても思えません。

ですから、まずはチャンネル分割の実績のあるNHK教育TV。安否情報番組は非常に大切ですが、通常のプログラムでも、音楽プログラムでも良いですから、すぐにでも並列放送酢べきです。

総務省も、鹿のキャラクター使わなくても、高い有名タレント使わなくても、地デジのPRを堂々とできるチャンスです。反対も少なく、社会貢献も出来ます。なにより国民のメンタルヘルスは非常に大切です。ピンチはチャンスです。

是非検討してみるべきだと考えます。

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