2010年9月10日金曜日

ヤマザキ製パンの秋のキャンペーンが少し残念でした。

ヤマザキと言えば、パン祭りです。9月1日から、秋のわくわくキャンペーンをやっています。

以前はシールがパッケージに貼られていたんですけど、今回のキャンペーンは、ポイントがパッケージに印刷されています。少し前からこういう方式なのかもしれませんが。

これが、だいぶ面倒なことになっています。利用者(消費者)の視線からはかなりずれています。

理由は2つあります。
まず、シール方式だと、ポイントを集めるタイミングと、パンを消費するタイミングを消費者が自分でせっていできます。言い換えると、買って帰って、シールだけはがして置いて、食べる時はポイントのことをきにせずに食べることができます。
しかしパッケージに印刷される方式だと、シールと違ってはがしておくことができません。食べる時に、シール部分を破らないように開封して、食べたあとの袋を保存しておかないとならないのです。ハサミが手元にあるとはかぎりませんので。

2つ目は、たいした事では無いんですけど、シールと違ってパッケージに印刷されたポイントは、中身のパンがふちゃくするということです。チョコレートパンでも、ピザぱんでも、油脂分が裏側に付いてしまって、ハサミで切る時や、切ったあと保管する際に、油分に気を遣うひつようがあります。

どちらもたいした事では無いんですけど、消費者の視線で考えた場合、パッケージへの印刷方式は出てこないでしょうね。

店頭でシールを剥がされたり、工場で大量のシールが従業員に取られてオークションに出品されたりなどの経緯はあるのかもしれません。しかし、それは会社の内側の事情です。

ヤマザキほどの大きな企業でも、会社の内側の事情で、外側に影響する形で解決策をとるしかないのですから、このキャンペーンの企画運営がいかに難しいかということでしょうね。

かんがえさせられるテーマでした。

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