2009年9月16日水曜日

ダンプカーの車体に大きく書かれた数字


普段、車で走っていると、ダンプカーって普通にみかけます。
で、ダンプカーって、車体に数字が書いてあります。ナンバープレートと似ているけど違う番号で、なにかに登録したときの登録番号のような文字と数字が書かれています。

これが気になったので調べて見ました、うーん、前向き。

おまけで、意外なことまで分かりました。
『土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法施行細則』という法令により、土砂を運ぶ大型ダンプカーには、側面と、後ろに書かなくてはならないそうです。

何故こうなったかというと、ひき逃げとか当て逃げのとき、土砂を運ぶダンプカーはナンバーが泥で汚れていて見えなく、逃げ切ってしまうことがあったために、ナンバープレート以外に大きく個別番号を書かせることになったそうです。

ダンプカーを運転する人が、逃げ気味のひとばかりと思いたくはありませんが、過去に法令で強制するほどの事態になってしまったみたいですね。なんとなく、今年のダガーナイフ規制を思い出しました。

調べて分かった意外なことは、「土砂等禁止車」とか「土砂運搬禁止」と書かれた大型トラックのことです。
土砂等禁止車と書かれたトラックも時々見かけますけど、いままでは、トラックの性能とか、構造上の関係で、土砂を積めないのだなと思っていました。たとえば土砂を積載したら、荷台のどこかの隙間からボロボロこぼれてしまうとか。走行中に風で細かい土砂が飛ばないための覆いが付いていないとか。

でもそうではなく、土砂等禁止車というのは、この『土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法施行細則』の法令に規定されている表示を車体に掲示していないから、土砂を運んではいけないのです。つまり、土砂を運ぶための必要条件である番号を車体に書いていないので、土砂禁止です。

なんだ、構造上とかおもって、思いっきり勘違いでした。

掲載した写真のような番号の書かれていない大型ダンプは、土砂禁止と書かれているはずなので、今度気をつけてみてみます。

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