山口銀行では、2010年5月6日から「新システム」になるそうです。なにが「新」なのか今ひとつ目的が分からないまま、金利でも上がるのかなと期待しています。
その影響で、5月1日から5月5日まで、ATMをすべて止めて、いやATMだけでなく、すべての取引を止めて、作業を行うみたいです。
で、ちまたの県内のATMでは、行列が出来ていました。
こちらは、西京銀行と、山口銀行のATMがあるところです。もちろんみんな山銀のATMに並んでいます。
こちらは、山銀と、西京銀行と、イオン銀行があるATMコーナーです。もちろん、山銀のATMだけ行列が出来ています。
ネット銀行、インターネットバンクが勢いがあると言っても、地元の銀行は地元の人にとって影響が大きいですね。今日はゴールデンウイーク用の資金をおろすのに、行列で時間がかかった人も多いと思います。
山口銀行も、郵便でお知らせしたようですし、もしかしたらTVでも告知したのかも知れません。システム更新費には、広報用の用途にも相当お金をかけているはずです。
ところで、5月1日~5日の間に下ろせなくなってしまうのは、普通預金ですよね。普通預金はいつでもおろせるという契約で、金利も他の金融商品と平べて常に最低の金利に設定されています。いまはほぼゼロです。
5日も下ろせない、つまり資金の流動性に制限をかけるのなら、その流動性に制約がかかったリスクを金利にも反映して欲しいと言う声は出ないのでしょうか。つまり、おろせない期間は、定期預金と全く変わらない性質の預金となるのに、定期預金の利息はない。リスクに見合った金利がないという考えです。
普通預金は、いつ引き出されるか分からないので、運用上も制約がかかるはずです。しかし、4月30日の23時59分に山口銀行に存在する普通預金は、例外なく100%5月6日まで1円も引き出されません。
これは、運用担当者にとっては、好条件です。普段より大胆な運用ができます。ゴールデンウイークと言っても、24時間眠らない世界の市場で運用できるのですから、普段より好成績のチャンスです。
そう考えると、定期預金として5日間、、、または5月1日と2日だけでも、定期預金扱いするのが筋かもしれません。
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